「野球留学について、、」
高校野球ファンにとってこんなにホットな話題はない。
高野連は「野球留学検討委員会」なるものを開き
実態調査に乗り出している。
ゆくゆくは規制することも視野に入れているようだ。
この機会に私の意見を述べておきたいと思う。
ちょっと過激な内容だが、興味のある人は読んでもらいたい。
私は高野連が
野球留学を規制すること自体が
勘違いもはなはだしいと思っている。
そんなことよりもまずやるべきは
もっとほかにあるのではないのか??
1つは学校数(部員数)に対する
各県代表の不平等を解消すること。
これだけでも野球留学は大きく減るだろう。
今年の夏の地方大会、
神奈川196校、大阪188校の出場数に対し
鳥取25校、高知32校。
野球のレベルの話をしている訳ではない。
あくまで出場校数の話だ。
このあまりに差がある4府県。
甲子園の切符をつかめるのはいずれもたった1校だ。
あなたが高校進学を控える中学生で腕に覚えがあるとしよう。
どうしても甲子園に出たい。
ずっと甲子園でプレーをしている自分を
イメージしながら練習してきた。
さて、あなたは神奈川の高校に行くか?
それとも鳥取の高校に行くか?
いや、どっちの高校に行った方が甲子園に近い?と聞いた方が
いいのかもしれない。
答えは明らかだ。
そもそもこんな状況をほったらかしにしているのは
一体どこの誰なんだ??
そんなのは
他の高校スポーツも同じだという人がいるかもしれない。
しかしそれは違う。
高校の全国大会で活躍することが
これほどまでに人生を大きく左右する大会が
他の競技であるだろうか??
「インターハイ」よりも
「甲子園」というものの持つ意味を大きいのだ、今の日本の社会では。
野球留学を悪く言う人がいるが
15やそこらの子供が親元を離れ、
自分の夢をめざして、いい指導者を求めて、
自分の人生を賭けて、野球留学しているのである。
何が悪い?どこを責められる??
本来、高校生は親元で育つべきだとは私も思う。
だからこそ留学することを責めるのではなく
留学しなくてもいい環境を作ってあげるのが
大人の、高野連のすべきことではないのか??
それともう1つ。
地元の選手じゃないと応援する気にならないという意見。
それははっきり言って分からなくはない。
でも、見方を変えてみないか??
野球留学生だって、その地元で勉強して
学校では地域交流もあったりなんかして、
その中で野球も練習して甲子園を目指している。
2年も住んでたら、充分、地域の子供なんじゃないのか?
それを「地元の子じゃないから」なんて言ってる大人に
問題があるのではないのか?
高校野球はプロ野球とは違う。
プロ野球は興行だからファンあってこそだが、
高校野球はあくまで我々は応援させてもらっている立場なんだ。
彼らも応援があったほうが嬉しいだろうが
応援してもらうために野球をしているわけではない。
高校野球のあるべき姿の話をするとき
明徳ー星稜の試合の話が出てくる。
そう当時高校生だったゴジラ松井が
5打席連続敬遠された話だ。
当時あるコメンテーターは
「みんな真剣勝負を見に来たんだから
ちゃんと勝負すべきだ!」と話していた。
「ふざけるな!」と言いたい。
真剣勝負が見たいならプロ野球を見ればいい。
高校生はあくまで
自分のため、チームのために野球をしている。
ファンの欲求を満たすために野球をしているわけでなければ
ファンに何を与えられるわけでもない。
敬遠というのはわざわざ相手に
1塁をプレゼントする行為だ。
ランナーが出ればピッチャーは
一般的には不利とされるセットポジションからの
投球を余儀なくされる。
その犠牲を払ってでも敬遠をした方が
勝ちに近づくと判断したからこそ敬遠したわけだ。
松井本人がどうこう言うならともかく
外野の人間がとやかく言う問題ではない。
先ほどから言っているように
我々はあくまで高校の部活を見させて頂いているのだ。
野球留学がどうしても気に入らないのなら仕方ない。
でも、原因を高校球児に求めるのは間違っている。
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